挫傷(肉離れ)

挫傷について

スポーツ障害として多々みられるケガのひとつです。走り出そうとしたときや急に体勢を変えようとしたときに起きやすいです。


一般的に筋肉や腱に痛みがある場合、挫傷が考えられます。挫傷を発生した箇所によって細かく分類すると、肉離れや腱鞘炎などが挫傷の一種になります。


挫傷は決して足だけに起こるものではなく、腕、背中等にも起こることがあります。多い挫傷の例としては、スポーツ等による肉離れで、上腕部・大腿部・下腿部挫傷、重い物を持った等で起こるのが背部挫傷、腱鞘炎等で前腕部挫傷等があります。


内出血を引き起こすものとそうでないものがあり、どちらも軽視すると後の日常生活、スポーツのパフォーマンスなどに大きく影響します。

肉離れとは?

肉離れは、筋肉が部分的に断裂することや完全に断裂することです。筋肉は引き伸ばされる時、同時に収縮します。この時、筋肉の断裂が起こることが肉離れです。


専門的には「筋断裂」といいますが、一般に軽いものを肉離れと呼んでいます。
肉離れの多くが筋肉が部分的に断裂するケースですが、中には筋肉が完全に断裂してしまうケースもあります。


スポーツ障害のほとんどがそうであるように、肉離れも疲労と準備運動不足が原因で、筋線維が横に走っている場合は縦に(例えば大胸筋)、縦に走っている場合は(例えば腓腹筋)横に切れます。ひどい場合は、触ると断裂を起こしたところにへこみが確認できる場合もあります。

肉離れの原因

肉離れの原因は、収縮する筋力が引っ張られる筋力に負けることで起こります。


筋肉は、充分に伸び縮みできるように弾力のある組織になっていますが、関節に近い部分は腱という伸び縮みしにくい、硬い組織になっています。疲労が重なったり、準備運動が不足している中で、急に走ったり飛んだりすると、筋肉はスムーズに動かずに無理が生じ、筋の引っ張る力に腱が耐えきれなくなります。この時に筋と腱の移行部が切れてしまうのが肉離れです。ときには、筋肉の中ほどで起こることもありますが、ほとんどがこの筋と腱の移行部で起こることが多いです。


また、肉離れは骨格筋のあるところなら体のどの部分でも起こりますが、特にハムストリングス(太ももの裏の筋肉)や大腿四頭筋(太ももの前面の筋肉)、下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)に起こることが多いです。太ももの筋肉であれば、股関節に近い部分とひざの関節に近い部分で起こりやすいです。



肉離れの症状

肉離れの主な症状は、伸ばした時の痛み、押した時の痛み、力を入れた時の痛みです。さらに、肉離れを発症した時には、筋肉が切れる断裂音を自分自身で感じたりや腫れや凹み、内出血などの症状が現れたりします。


肉離れの程度によってどのくらいの痛みを感じるのかということは違います。軽症の場合は伸ばした時や押した時、力を入れた時などに痛みを感じる程度ですが、筋肉が完全に断裂している場合は安静にしていても痛みを感じることもあります。

挫傷も痛みが出てすぐ施療すれば早く治りますが、多くの方は「これくらいすぐ治るだろう」としばらく我慢してから、痛みが引かないために来院する方が多いです。 もし1ヶ月我慢すれば、完治まで2ヶ月かかる場合もあるので、1日でも早い来院をオススメします。

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